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崎陽軒シウマイ弁当の流儀

12時4分東京発のあさま611号長野行きは

定刻通り発車した

朝、軽井沢駅を8時14分発のはくたか552号で出発して

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東京大門の港区区役所で用事を済まし

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とんぼ返りのミッションだった

とはいえ、軽井沢からは新幹線通勤している人もいるし

東京駅まで1時間ちょいというのは快適だ

たまに東京に出ると大丈夫かと思うが

体が都会の歩き方を覚えていて

交差点や駅の通路を

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人混みに紛れ流れる事が出来た

やれやれと3人掛けの窓側の座席に陣取り

お昼用に買った まい泉のヒレかつサンド を開ける

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味付けと柔らかさが気に入っている

もう一つの袋には 崎陽軒のシウマイ弁当 が1個はいっている

夕食のお楽しみ用だ

しゅうまいでは無く

シウマイ弁当なのだ

通路側にはうら若き女性が座り

レタスがはみ出した野菜タップリのサンドイッチを

今まさに口に運ぼうとしていた

2人とも食べ終わり

午睡に陥ろうとしたその時

大宮から乗って来たビジネスマンが真ん中の座席に着いた

せわしくテーブルを下げると

崎陽軒のシウマイ弁当の袋を乗せた

隣りの私のテーブルにもシウマイ弁当が乗っている

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奇妙な連帯感のような空気が流れたように思う

しかし直ぐに連帯感は疑念に変わる

食べるのか?

今、お昼ご飯として食べるのか

私は少しドギマギしながらも

平静を装い顔を窓の外に向けた

窓には男のシウマイ弁当がうっすら映った

夕食の楽しみに買ったシウマイ弁当の

全貌と匂いをここで知る事になるとは

想定外の出来事だったのだ

男はもう我慢ならんとばかりに

せっかちに服を脱がせ包装を取り

トン、とテーブルに置いた

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そこからは打って変わって丁寧に

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蓋に着いた米粒を一粒一粒あるべき場所に戻し

男の手には小さすぎるであろう辛子の袋をプチッと開け

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シウマイの1個1個に均等に辛子が行き渡るように

細心の注意を払いつつ乗せ終わると

醤油も同様に配分した

少し指先が震えていたように思う

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それらが終わると

汚れた指を付いていたおしぼりで

丁寧にぬぐった

あとは一気呵成にかき込む

後半は落ち着いたのか

竹の子煮を1個づつつまんでいるようだ

食べ終わると爪楊枝で1~2回シーハーしたが

止むを得ん

シウマイに混じるスジのような部分や

鮪の照り焼きは歯に挟まりやすのだ

昨日から降り続いた雨は上がり

外には青空が広がってきた

高崎駅到着を知らせるアナウンスに

男は食べ終えたシウマイ弁当の袋をわしずかみに

風のように去って行った


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